摂取カロリーを気にするのは危険だった!ダイエットでやりがちな「3つの間違い」を解説
ダイエットを始めると、ついつい「体重の数値」にとらわれてしまいがち。でも、ただ痩せるだけでは「きれいに正しく痩せる」ことにはならない。体重を減らすことに集中しすぎると、逆に不健康な体型や生活習慣に陥ることも。 【写真】ダイエット中は絶対に避けるべき超高カロリーメニュー10選 この記事では、きれいに痩せるために知っておくべき3つの間違いについて、ヘルスコーチのAYUMIさんに教えてもらった。理想の体型を目指すために、正しいアプローチを学んでいこう。 ▼AYUMI NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。
1. きれいに痩せる= 体重減だと思っている
多くの人は「痩せたい」と思った時、まず体重の数値に注目しがちです。しかし、「体重が減れば痩せる=きれいに痩せる」という考えは誤解です。確かに、体重が減ることで体が細くなることはありますが、それが必ずしも「きれいに痩せた」ことを意味するわけではありません。 たとえば、体重が減って腕や足がほっそりしても、もしお腹周りが膨らんで見えたり、イライラしやすくなったり、肌に艶がなく疲れやすい状態であれば、それは「きれいに痩せた」とは言えないでしょう。体重計の数値は、あくまで一つの指標に過ぎず、体重変化にはさまざまな要因が影響を与えます。体内に残っている食べ物の量や水分バランス、排便の頻度などが体重に反映されるだけでなく、女性の場合、ホルモンの変化によっても水分保持量が変動し、一時的な体重の増減が生じることもあります。 また、体重が変わらなくても、筋肉が減って脂肪が増えていることも考えられます。反対に、運動をして筋肉が増えれば、体重が増えることもありますが、その分脂肪が減っている可能性があるため、体重の数値だけで健康状態や体の美しさを判断することはできません。