トヨタの凄い「クラウン “リミテッド”」登場! 斬新「黒すぎデザイン」ד匠”の手仕上げボディ採用! 300馬力超えの爆速「マットメタル」どんなモデル?
鈍い金属のような重厚感を付与
16代目となったトヨタ「クラウン」4タイプのうち、5ドアSUV「クラウンスポーツ」はもっともスポーティなモデルに位置しており、斬新でスタイリッシュなデザインや高い走行性能が特徴です。 2024年10月10日には、デザインの特徴をさらに強調させる特別なモデルが登場しました。 【画像】超カッコイイ! これが「黒すぎるクラウン」です!(38枚)
国産高級乗用車の代表的なモデルであるクラウンは、2022年7月に世界初公開された現行型で通算16代目となりました。 セダンが基本型となっていた従来モデルとは異なり、新たに「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」の計4タイプを新設定。さらに世界各国でも展開されるグローバルモデルとなりました。 このうち、クラウンスポーツは5ドアボディの中型SUVで、「クラウンクロスオーバー」に続く第2弾として2023年10月に登場しました。 車名にスポーツが冠される通り、4タイプのなかでもっとも走りの楽しさを追求。内外装デザインなども、クラウンらしい落ち着きとは違い、斬新でスタイリッシュなものとなっています。 ボディサイズは全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm、ホイールベースは2770mmです。 パワートレインはハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2タイプを用意し、いずれのモデルも駆動方式は4WD(E-Four・電気式4WDシステム)を採用しています。 HEVモデルは2.5リッターガソリンエンジン+モーターのパラレル式ハイブリッドを採用。最高出力は234馬力を発揮します。 いっぽうのPHEVモデルは、306馬力を発揮するハイパフォーマンスな2.5リッタープラグインハイブリッドユニットを採用。EV走行距離は90kmを誇り、走行性能と燃費性能を高めました。 足回りなども4タイプとは異なるチューニングが施されており、専用チューニングサスペンションや、味付けを変更したDRS(ダイナミックリアステアリング)制御など、運転の楽しさを追求したものとなっています。 PHEVモデルではさらに、ショックアブソーバーの最適化や床下ブレースの追加、AVS(アダプティブバリアブルサスペンション)の採用、20インチベンチレーテッドディスク&対向6ピストンキャリパーなど、ブレーキ性能も高めています。 クラウンスポーツの価格(消費税込)は、HEVは590万円、PHEVは765万円です。 そして2024年10月、クラウンブランドのみを展開している専門店「THE CROWN」において、特別仕様車「SPORT RS “THE LIMITED-MATTE METAL”(ザ リミテッド マット メタル)」が新設定されました。 PHEVモデル(「RS」グレード)をベースに専用の内外装を備えるもので、ほかのクラウンとは違うクラウンスポーツの個性を、ひときわ強調したモデルとなっています。 エクステリアは専用カラーの「マットメタル」を採用。エモーショナルなクラウンスポーツのデザインに、重厚な金属をほうふつとさせる鈍い輝きのカラーをまとい、存在感を高めました。 なお、塗装表面には匠の技術で薄膜かつ均一に仕上げた「特殊表面処理(TMコート)」を施し、手入れの難しいマット塗装に対し、持久力のある防汚性・汚れ除去性を実現しています。 インテリアでは専用色「ブラックラスター」を採用。PHEVモデルでは通常、ブラックにレッドのアクセントを配したアシンメトリー(左右非対称)のコーディネートとなっていますが、特別仕様車ではひかえめな光沢を持つブラックをメインとし、落ち着いた空間に仕上げています。 また、インパネの助手席部には専用のレーザー刻印を施したほか、ウォームスティール・ダークグレーメタルの2色の加飾と、グレーステッチを組み合わせる専用ステアリングを装着。特別感を演出しています。 このほか機能装備では、手持ちのスマートフォンをキーとして使うことができる「デジタルキー」を標準装備しています。 特別な仕立てのクラウンスポーツ SPORT RS “THE LIMITED-MATTE METAL”の価格(消費税込)は820万円で、全国4店舗のTHE CROWNのみでの取り扱いです。
くるまのニュース編集部