金総書記、「国慶節」にあわせ習主席に祝電
北朝鮮の金正恩総書記は1日、中国の建国記念日「国慶節」にあわせて習近平国家主席に対して祝電を送っていたことがわかりました。 北朝鮮国営の朝鮮中央通信は金総書記が1日、習主席に対して祝電を送ったと伝えました。 金総書記はこの中で「中国の国力と国際的な権威は日ごとに強化されている」と称賛しました。 また、習近平政権が掲げる建国100周年にあたる2049年までに中国を世界レベルの強国に押し上げるという「奮闘目標」について、「必ず実現すると確信している」と指摘しました。 その上で「朝中の親善・協力関係がさらに強化され、発展すると信じている」と強調しています。中国と北朝鮮はことしが国交樹立から75年の節目で、「友好年」と位置付けています。 一方で北朝鮮がロシアと軍事的な協力を強化するなか、中国との溝が広がっているとの見方も出ていて、要人の往来などが再び活発化するのかが焦点です。