モーニング競輪にベテランレーサー集結!60代は3人、50代は14人参戦「ライバルに負けないように」
いわき平競輪場で8日から開催される「やっぱ!オズパ!杯(F2)」。地元のホープ中村龍吉が筆頭の今シリーズだが、ベテランが充実だ。 朝8時30分から始まるモーニング。面白いメンバーが揃っている。 1Rからは小野俊之。今期からチャレンジに降班したグランプリレーサーが1番車で登場だ。 「1R1番車って普通は新人でしょ。成績を上げんとこれはやばいでしょ」
2Rには現役最年長の佐々木浩三。 「落車してからはね~。あったかくなって動けるようにはなったけど。1着は欲しいけど、まずは3連単に絡んでお客さんに喜んでもらえれば。4人の同級生(佐々木の他に北沢勝弘、小林覚、野崎修一)が頑張っている。今回はライバル(60歳の高橋京治が同レースで小林覚が6R)がいるから負けないように」 同じく2Rには市議会議員も務める関戸努。 「復帰してからは議会もないから、今は練習ができているし競輪選手。前々回は競られたりもして離れたけど、前回は付け切れているから」
3Rは濱田昭一郎。67期のベテランがいわき平初出走とのこと。現在通算199勝だ。 「平は選手になって初めて。ここだけなかったんです。景色が見えるように高速バスで来ましたよ。東京から3時間半ぐらいかかったかな。みんな遠いっていうけど、本当に遠かったね」 7R升澤祥晃もいわき平初出走とのこと。 「希望していたんですよ。もうすぐ引退なんだから早く呼んでってね(笑)」 今節は60歳台の選手が3人、50歳台が14人参戦。年齢は関係ないという選手もいるが、どうしても応援したくなる。今ある脚力で最大のパフォーマンスを見せる。(アオケイ・市川記者)