写真：窓の杜

　米国時間11月12日以降、Windows 10デバイスでパッケージアプリのアップデートやアンインストールで問題が発生していたとのこと。米Microsoftが11月21日（現地時間）、「Windows release health」で明らかにした。 　この問題は、11月12日公開の「Windows App SDK 1.6.2」をインストールした「Windows 10 バージョン 22H2」環境で発生していたようだ（Windowsの更新プログラムが引き起こした問題ではない。また、当該OSバージョン以外では発生しない）。「Windows App SDK」そのものをセットアップしたことがなくても、それに依存するアプリをインストールしようとすると、必須コンポーネントとして同時にインストールされることがある。 　トラブルが生じると「Microsoft Store」アプリの［ダウンロード］パネルにMicrosoft側でなんらかの問題が発生した旨のメッセージが表示される。また、「PowerShell」で「Get-AppxPackage」コマンドによるアプリ管理を行う際に、以下のようなエラーが表示される。 Deployment failed with HRESULT: 0x80073CFA Please contact your software vendor. (Exception from HRESULT: 0x80073CFA') 　同問題は、「Microsoft Teams」などで発生するほか、サードパーティ製アプリをアンインストールして再インストールする場合にも引き起こされることがある。 　同社は、11月21日付けでリリースされたWindows 10のプレビューパッチ「KB5046714」でこの問題を解決済み。「KB5046714」の適用は必須ではないが、もしこの問題に悩まされている場合は試してみてもよいだろう。