スマホ縦読み漫画「ウェブトゥーン」 ドラマ・映画化続々で人気高まる...満足度高いアプリは?
ウェブトゥーン原作のテレビドラマ、映画が続々登場
J‐CASTニュースBiz編集部は、MMD研究所の調査担当者に話を聞いた。 ――ウェブトゥーンがこれほど各世代に広がっている理由は、ズバリ何でしょうか。 調査担当者 ウェブトゥーンを原作とした映像化作品の増加が大きく影響しています。動画配信サービスの急速な普及とともに、ウェブトゥーンをもとにしたドラマ・映画が次々と制作されています。 有名な作品としては、韓国のテレビドラマ「梨泰院クラス」(日本でも竹内涼真さん主演で「六本木クラス」としてリメイク放映)や、同「女神降臨」(日本でもKoki,さん主演でリメイク映画化が決定)などが挙げられます。 また、日本の漫画ファンにも、ウェブトゥーン特有のテンポの良さや斬新なストーリーテリングが受け入れられやすく、人気に拍車をかける要因となっています。 ――ウェブトゥーンを読むサービスですが、世代によって1、2位が「LINEマンガ」と「ピッコマ」と見事に二分されています。また、3位の「めちゃコミ」と「コミックシーモア」がランクインしていますが、それぞれどういう特徴、違いがあるのでしょうか。 調査担当者 「LINEマンガ」は、LINE Digital Frontierが運営する、スマホやタブレットで気軽に漫画作品が楽しめる電子コミックサービスです。「1日1話無料」で人気作品を少しずつ読める仕組みで、人気作の独占配信やオリジナル作品も多く取り扱っています。 「ピッコマ」はカカオピッコマが運営する電子漫画サービス。どんな漫画も待てば「ゼロ円」(1作品を読んでから23時間が経過すると、作品の続きを無料で読める)で楽しめるのがウリです。韓国発の作品が多いのもピッコマの特色です。また、独自のオリジナル作品や独占配信も多く、ここでしか読めない話題作や新作に触れる機会も豊富です。 「コミックシーモア」はNTTソルマーレが運営する145万冊以上の電子書籍が読める国内最大級の電子書籍サイト。「めちゃコミ」は、アムタスが運営する、CM・広告や口コミで評判の国内最大級の電子書籍・漫画ストアです。