FC大阪シーズン終了報告会 近藤祐輔社長「みんなで向かうべき場所がはっきりしたシーズンだった」
J3のFC大阪は9日、大阪市内のホテルで2024シーズン終了報告会を行った。 Jリーグ参入2季目だった今季は15勝10敗13引き分けで6位に入り、J2昇格プレーオフ(PO)にも進出した。しかし、同PO準決勝で3位・カターレ富山に1―1で引き分け、同点の場合はレギュラーシーズン上位のチームが次戦進出となる規定によりJ2昇格への道は初戦で断たれた。主将のMF木匠貴大は「プレーオフを戦ってJ2昇格への厳しさを思い知った。来季こそは」と決意。近藤祐輔代表取締役社長は「選手たちは120%で戦ってくれた。選手たち、監督、フロントスタッフ。みんなで向かうべき場所がはっきりしたシーズンだった」と総括した。 来季からのユニホームは世界的なファッションデザイナー・コシノジュンコ氏がデザインを手がけたものに変更される。近藤社長は「J2を行ったり来たりするくらいなら、J3を勝ちまくる姿を、このユニホームで届けたいと切り替えて考えている」と、強く意気込んだ。新たな戦闘服を身にまとい、来季こそ圧倒的な成績でJ2昇格を果たす。
報知新聞社