「低気圧不調」とは?頭痛や日中の眠気の改善方法
もうすぐ梅雨到来。雨が多くジメジメして、体調も気分も下がりがちなこの時期。今回は、ホリスティックへルスコーチのAYUMIさんに教えてもらった、低気圧不調の原因と改善方法についてご紹介。 【写真】風邪を1時間で悪化させる食べ物
低気圧不調とは?
「低気圧不調」とは、地球上の空気の重さや力の変化によって引き起こされる頭痛やダルさ、不快感など体の不調のことを言います。気圧は天候に影響を与えるだけでなく、体にも影響を与えます。 気圧が変化すると酸素分圧が変化し、頭痛、関節痛、その他複数の症状を引き起こす可能性があります。
低気圧が身体に及ぼす影響
気圧が低いと、血液中の酸素が減少し、さまざまな形で健康に影響を与える可能性があります。人によっては次のような不調が引き起こります。 ・頭痛 ・吐き気 ・倦怠感 ・めまい ・疲労感 ・日中の眠気 ・呼吸器系のトラブル ・関節の痛み ・アレルギー症状 低気圧はさまざまな理由から疲労と関連しています(※)。気圧が低いと照度レベルが低下していることを指します。日中の光が少なくなると、人間の体はより多くのメラトニンを生成するため、眠気を引き起こす可能性があります。 よく眠った日にもかかわらず体に重さがある眠気を感じる場合、それは低気圧不調が原因かもしれません!
低気圧による不調改善でできる「5つのこと」
1. 外が暗くてもアクティブに過ごす! 日中に眠気を感じている場合は、日中に体を動かしましょう。会社まで一駅歩いたり、休日は散歩したり体を動かす意識をしてください。 照度レベルが低いと運動する気分にもなれないかもしれませんが、そんな時こそジムに行ったり、ヨガのセッションに参加することにより、夜、ぐっすり眠るサイクルに戻すことができます。 2. 自然光に当たる時間を増やす 気圧が低くたとえ空が曇っていても、屋外で薄暗い自然光の中で時間を過ごすと、概日リズムを整えることができます。暗いからといって家の中で過ごすのではなく、外に出てください。それだけでも体のリズムが整いますよ。 3. 気分が良いことをして、ストレスマネジメントする ストレスが多い日常や疲れが溜まっていると、気圧変化の影響も受けやすくなります。自分にとってどんなことをすると気分が良いか理解しておき、毎日そのために時間をとってください。運動する、何もせずぼんやりする、絵をかく、ゆっくりお風呂に浸かるなど簡単なことで構いません。日常的にストレスマネジメントができていれば、低気圧不調になりにくくなり、予防できます。
まとめ
天気を変えることはできませんが、気候とうまく付き合うことはできます。天気が悪いから、気圧が低いからダルいと諦めないで! 日頃から体調を整える意識をしていると気圧が低くても、頭痛や疲れが出ないようになります。 天気、気圧に関係なく気持ちいい体を目指しましょう! ▼AYUMI NYの栄養学校にてホリスティックヘルスコーチの資格を取得、栄養指導者として女性たちの人生向上をサポート。世界100種類以上の食事理論、ライフスタイル、文化に精通する経験から、個人カウンセリング、企業プログラム、商品企画、など多方面で活躍中。