川崎FのGK上福元直人が湘南に完全移籍「勝利するために皆と協力し、日々全力で取り組んで参ります」
湘南ベルマーレは1日、川崎フロンターレのGK上福元直人(34)が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「99」となる。 【写真】「レジェンドカップル」「びっくり!」元なでしこ鮫島彩さんが驚きの2ショット披露 上福元は順天堂大から2012年に大分トリニータへ加入。その後、FC町田ゼルビア、東京ヴェルディ、徳島ヴォルティス、京都サンガF.C.と渡り歩き、2023年に川崎Fへ完全移籍した。今季はここまでJ1リーグ戦8試合、天皇杯1試合に出場している。 湘南加入にあたり、クラブ公式サイトを通じて「シーズン途中の加入にはなりますが、湘南ベルマーレが勝利するために皆と協力し、日々全力で取り組んで参ります」と表明した。 また、川崎Fの公式サイト上では「自身のキャリアで、日本のトップである川崎フロンターレというクラブに携われる日が来るとは想像もしていませんでした」と振り返り、監督をはじめとするスタッフや選手、サポーターなどに感謝を語った。 続けて「そんな幸せな環境であるフロンターレを、このタイミングで離れることになりました。自分の不甲斐無さと責任を感じます」とコメント。「それでも前を向き、ここで得た経験を糧とし、力強く進んでいきます」と誓った。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●GK上福元直人 (かみふくもと・なおと) ■生年月日 1989年11月17日(34歳) ■出身地 千葉県 ■身長/体重 182cm/76kg ■経歴 千葉SC美浜-市立船橋高-順天堂大-大分-町田-大分-東京V-徳島-京都-川崎F ■出場歴 J1リーグ:85試合 J2リーグ:167試合 J3リーグ:19試合 カップ戦:7試合 天皇杯:9試合 ■コメント ▽湘南 「川崎フロンターレから来ました、上福元直人です。 シーズン途中の加入にはなりますが、湘南ベルマーレが勝利するために皆と協力し、日々全力で取り組んで参ります。 湘南の一員として皆さんと一緒に戦えることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします」 ▽川崎F 「自身のキャリアで、日本のトップである川崎フロンターレというクラブに携われる日が来るとは想像もしていませんでした。その話をもらったときの喜びは、今も鮮明に覚えています。自分を温かく迎え入れてくれて支えてくださった監督をはじめ、テクニカルスタッフ、強化部、メディカルスタッフ、マネージャー、ホペイロ、フロントスタッフの皆さま。クラブハウスの管理、グラウンドの管理、ウェアの洗濯と麻生で共に戦ってくださった皆さま。良い時も、そうでない時もクラブを常日頃から支えてくださる、川崎市、スポンサー企業、パートナーの皆さま。等々力、麻生、テレビの前でいつも応援してくださっているサポーターの皆さま。そして心からリスペクトできる選手たちと1年半の間、最高の時間を共有しました。一人ひとりから本当に多くのことを学びました。感謝してもしきれないほどに先輩、後輩関係なく、みんなに支えてもらいました。そんな多くの皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。そんな幸せな環境であるフロンターレを、このタイミングで離れることになりました。自分の不甲斐無さと責任を感じます。それでも前を向き、ここで得た経験を糧とし、力強く進んでいきます。短い間でしたが1年半、ありがとうございました」