北海道コンサドーレ札幌 新監督に元鹿島の岩政大樹さん
サッカー・Jリーグ北海道コンサドーレ札幌の新監督が就任会見を行いました。来シーズンにチームの指揮をとるのはJ1・鹿島アントラーズなどで監督を務めた岩政大樹さんです。 新監督は「これまでのスタイルを継承しながら(チームを)前進させていきたい。選手たちと新しいコンサドーレを作っていきたい」と抱負を語りました。 今シーズンのコンサドーレは前半戦終了時点でわずか2勝と苦戦。後半戦で巻き返しを図ったものの20チーム中19位でシーズンを終え、9年ぶりのJ2降格が決まっています。攻撃的なサッカースタイルで7年間、チームを率いたミハイロ・ペトロヴィッチ監督は今シーズン限りで退任となりました。 岩政新監督は、山口県出身の42歳。現役時代は長身を生かした守備でJ1・鹿島のリーグ優勝などに貢献。日本代表にも選出されました。引退後は、2022年の途中から翌年にかけてJ1・鹿島、ことし1月からはベトナム1部のハノイFCで監督を歴任。9月からは母校の東京学芸大サッカー部でコーチを務めていました。 「ミシャの後という大役だと思うが自分にとってはこれ以上ないチャレンジ。J1復帰はもちろん天皇杯ルヴァンはカテゴリーに関わらずタイトルを取るチャンスはある。コンサドーレでタイトルを取らせたい」(岩政新監督)