関西 4日にかけて警報級の大雨のおそれも 発達した雨雲が通過中
大雨にあったら 危険な場所には近づかないで
実際に大雨にあったら、次のような場所は危険です。近づかないようにしてください。 ①河川や用水路 普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。 ②アンダーパスなど低い道路 低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。車を運転される際は、無理をせず、迂回するなどの対応をとってください。 ③斜面・がけ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
日本気象協会 関西支社 下福 美香