はしご車や救助車の前に座り、絵を描く子どもたち（亀岡市荒塚町・亀岡消防署）

　消防車両の写生大会が21日、京都府亀岡市荒塚町の亀岡消防署で行われた。市内の保育所や幼稚園、小学校に通う約100人が参加し、緊急時は慌ただしく動き回る車両をじっくり観察しながら描いた。 　防火意識を高めてもらおうと、同消防署と市危険物安全協会が開き、今回で48回目。 　子どもたちは、駐車場に並んだはしご車やポンプ車、救助車などを見ながら、色鉛筆やクレヨンで画用紙に描き写していった。救急車の前に座った藤本聡真ちゃん（5）は「赤い線とか、デザインが好き。目の前にあると描きやすい」と漢字や英語の表示まで細かく描いていた。 　後日、入選作を選ぶ。11月9～12日にガレリアかめおか（余部町）で全作品を展示する。