【速報】「最後の覚悟を固める段階」タイムリミット迫る中…斎藤知事が登庁「今朝も早く目が覚めて寝付けなかった」
不信任決議が可決されて6日、タイムリミットが迫る中、兵庫県の斎藤知事は25日も登庁し、自身の進退について「最終的な判断まで来ている」「最後の覚悟を固める段階」などと話しました。 (斎藤知事・25日) 「本当は今日固まっていると言えればよかったのですが、最後どうするのかというのが昨晩も考えながら過ごしたのですが。まだ固まるには至っていない。固まった時に説明をさせていただきたい。最終的な判断の段階まで来ていますけども 重い決断ですから最後の自分の覚悟というもの 最後固める所が大事という段階」 また、知事は今後の進退への判断について引き続き思い悩んでいるなどと話しました。 「今朝も早く目が覚めて寝つきもよくなかった、そのような状態が続いているのですが、私自身もですが、県政にとって重い判断で目が覚めてしまうぐらい思い悩んで苦しい判断でもあります」 そのうえで判断においては「覚悟が大事」だと繰り返し話しました。 「自分自身の中でこれでいこうという覚悟、最終的に自分自身が判断するのでその際に相当な覚悟がいりますから、心の中の覚悟が決めるときの大事なポイントだと思います。自分自身としての覚悟が大事だと思うので固まった段階できちんと自分の進む道を判断することになります」 兵庫県議会では9月19日、斎藤元彦知事への不信任決議が全会一致で可決されました。斎藤知事は29日までの10日以内に議会を解散しなければ失職となりますが、それまでに自ら辞職するという選択肢もあり、その決断が注目されています。 24日に登庁した際、斎藤知事は今後について「だいぶ固まっては来ています。人間ですから苦しい選択でもあるので、自分として知事として決めないといけないので、まだまだ苦しい胸の内はあるが決めていきたい。自分の気持ちが固まり次第説明する場を作りたい」などと話し、今週中にも記者会見を開き表明する意向を示していました。 一方、24日午後に行われた議会運営委員会では、25日からの県議会・本会議の「休会」を決定しています。