焼き鳥の名店「丈参」が東京に帰ってきた! 希少部位のコースを堪能(東京・築地)
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毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
丈参(東京・築地)
2024年7月12日「丈参(たけさん)」が築地にオープンしました。以前は人形町に店舗があり、惜しまれながら閉店した後、北海道に移転。そして東京に戻って再スタートを切りました。
店主は、ミシュランガイドにも掲載され東京で最も予約がとれない店と言われる名店、白金「酉玉」で数年間修業をした後、2007年12月に独立し、人形町に「丈参」をオープンします。
「そろばん(首肉)」「おたふく(リンパ腺)」など他ではなかなかお目にかかれない希少部位を丁寧な火入れで提供。ミシュランガイドのビブグルマンや「食べログ 焼鳥 百名店」に選ばれるなど注目を集め、予約必須の人気店となります。その後、人形町の店を閉めて、北海道へ移住。札幌で「丈参」をオープンすると、こちらでも人気を集めます。2年半、北海道で営業した後、再び東京へ。今回は築地に店を構えました。
場所は、築地駅から歩いて5分ほど。築地本願寺、築地川公園を越えた路地裏のビルの2階にあります。席はカウンター席10席のみ。席間がゆったりとし、落ち着いた雰囲気の中で焼き鳥を楽しむことができます。
メニューは内臓系も含んだおまかせコース(7,150円/税込)のみ。コース内容はお通しと焼き物8本、〆もの。この内容にプラスして、お好みの串を追加することもできます。紀州備長炭を使い、一本一本、部位によって焼き加減を変えるなどのこだわりは健在。職人技が光る焼き鳥を楽しめます。
築地に移転したことで、人形町時代から付き合いのある鶏肉卸が同じ町内となり、より新鮮な鶏肉を仕入れることができるようになったとのこと。これにより、通常は希少と呼ばれる部位もコースの中で気軽にいただけます。