「好きじゃなかった」野球が好きに…ヤクルトの最速160キロ・ドラ1右腕が“感謝”した相手 「1軍定着」で恩返しを
ヤクルトの新入団選手発表会が12月4日に都内で行われ、ドラフト1位で即戦力として期待がかかる中村優斗が意気込みを語った。 【動画】延長11回の死闘を制す!ヤクルトが前半戦最終戦でサヨナラ勝利 最速160キロ右腕は、スワローズの背番号「15」のユニフォームに袖を通し「初めてスワローズのユニフォームに着てみて本当にプロ野球選手になったという実感がわきましたし、早く来年から神宮球場でスワローズの戦力として投げたい」と力強く語った。 自身のアピールポイントとして「持ち味は真っ直ぐの強さと変化球の切れ。そこを十分にアピールして開幕1軍でしっかり投げられるように頑張っていきたい」と決意。1年目から先発ローテとしての期待がかかる。 憧れを抱くのは44歳のベテラン・石川雅規で「長くプロ野球の世界でやれる秘訣だったり、投球術という部分を聞けたら」と目を輝かせた。 色紙には「一軍定着」と記し、「これから長いプロ野球生活が始まるんですけど、まず1年目しっかり開幕1軍をつかみ取って、しっかり1軍に定着できていければ、いいプロ野球人生が送れるんじゃないか」と話すと、「野球を始めたときは野球が好きじゃなかった。父にいろいろ教えてもらって野球が好きになった。こうやって今スワローズのユニフォームを着て、父にありがとうと言いたい」と、野球を教えてくれた父に感謝の思いを述べた。 期待のドラフト1右腕は、父への感謝を胸に“好きになった”野球で恩返しを誓う。 [文:別府勉]