パリ五輪アジア最終予選に向けて勢いのつく勝利を手にした日本。 大岩剛監督はさらなる向上を誓う「勝ち切るためにこれからまた準備をしたい」|国際親善試合
【サッカーU-23日本代表・ニュース】U-23日本代表は25日、北九州スタジアムでの国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦した。
4月にパリ五輪予選を兼ねるAFC U23アジアカップ カタール2024に挑むU-23日本代表は、同大会前最後のテストマッチとしてU-23ウクライナ代表と対戦。後半に入って早々の48分に右サイドのCKから佐藤恵允が先制点を奪うと、76分には高い位置でのボール奪取から最後は途中出場の田中聡が決めて2-0で勝利を手にした。 試合後、フラッシュインタビューに答えた大岩剛監督は、U-23マリ代表戦での敗戦を経て「1試合目があっての2試合目でしたので、選手たちの反応に非常に収穫があったかなと思います」と手応えを口にした。加えて、収穫と課題については「我々のセットプレーの強みが出ましたし、前線からのアグレッシブな守備も見れた。あとはしっかりと自分たちで保持するところ。1戦目を踏まえて、2戦目はよくできたんじゃないかなと思います」と主張。「最終予選でしっかり勝ち切るためにこれからまた準備をしたい」とさらなる上積みを誓った。 来月の最終予選に向けては「皆さんに応援していただいて、しっかり準備をして最終予選に戦ってきます。ぜひ応援してください。よろしくお願いします」とサポーターにメッセージを送っている。 またゴールを奪った佐藤は「セットプレーで自分の役割であるファーでの詰めができて、顔に入っただけですけど、ゴールはゴールなので、決められて良かった」と喜んだ。チームの連携面については「前回のマリ戦から改善してビルドアップでどう前進するか、守備のところで前線からのチェイシングがハマった」と主張。最終予選に向けては「ここから全員が自チームに戻って、この試合の勢いに乗って、オリンピック出場権、アジアカップでも金メダル目指して頑張りたいと思います」と思いを語っている。