3部降格危機で泣く泣く決断…英2部クラブがルーニー監督を解任、指揮官密着の“アマプラ”も撤退で大金ゲットを諦めることに
チャンピオンシップ(イングランド2部)のプリマス・アーガイルは、ウェイン・ルーニー監督(39)の解任に伴い、大金を諦めることに。『アイリッシュ・タイムズ』が伝えている。 プリマスは24-25シーズンを迎えるにあたり、時代を彩った名手、ウェイン・ルーニーを指揮官として招聘。しかし、リーグ戦23試合消化で最下位に沈み、3部リーグへの降格を避けるべく、大晦日にルーニー監督を解任した。 どうやら昨夏のルーニー監督招聘に伴い、プリマスは世界的コングロマリット『Amazon』の配信サービス『Amazon Prime Video』とドキュメンタリー制作で契約。詳細な額こそ不明も、巨額の契約が交わされたのだという。 ところが、解任により、ルーニー監督を中心に追いかける撮影は中断され、再開予定もないとのこと。ドキュメンタリー制作は中止が決まった模様で、契約は不成立となる。 プリマスにとって、撮影完了ならAmazon側から大金が転がり込み、プロモーションの観点からもこの上ないものに。ただ、直近9試合未勝利、最下位、3部降格危機という窮地を受け、指揮官とAmazonを切る決断に至ったようだ。 結局のところ、“アマプラ”が送り込んだ制作会社の撮影班は、ルーニー監督が指揮する公式戦を2試合しか撮影しなかったとのことだ。 プリマスはルーニー監督とAmazonを切ったことによる収支計画の「破綻」に伴い、フットボール・ディレクター(FD)のニール・デュースニップ氏が解任されるものとみられている。
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