顔のセルフマッサージは逆効果?気になる疑問、美容家に聞いてみた。
顔のむくみやたるみ、くすみなどを改善するひとつの手段として、顔をマッサージするという方法があります。しかし、セルフケアで行うには正しいやり方がわからない、そもそも自分で行うことに問題がないかどうか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、セルフケアで顔のマッサージを行う上での注意点や危険性などについてお話ししたいと思います。
セルフケアで顔をマッサージするのは危険?
顔をマッサージするには、正しい知識と技術が必要です。というのも、私たちの皮膚はティッシュ1枚ほどの薄さでとてもデリケート。擦ったり、引っ張ったり、強い力を加えたりすると、シミやシワ、たるみなどにつながる可能性があります。
有識者の動画などを参考に行えば問題ないのではないか、と思われるかもしれません。しかし、直接学び、正しい知識と技術を持って行うのでなければ、力加減や指の動きなどを再現するのは難しく、自己流になってしまう可能性があります。
また、皮膚に関する知識だけでなく、筋肉や骨格、リンパの流れなどについても理解してマッサージを行う必要があります。そのため、正しい知識と技術を持たない一般の方がセルフケアで顔のマッサージを行うことは危険をはらんでおり、基本的におすすめできません。
●マッサージ代わりにスキンケアの際にできること とはいえ、マッサージは血行やリンパの流れなどを促進する、筋肉のコリをほぐすなどの効果が期待でき、くすみやむくみ、たるみなどにアプローチできることがあります。加えて、癒しなどの心理的効果をもたらすという側面もあります。
最もおすすめなのは、正しい知識と技術を持ったプロにマッサージしてもらうことですが、予算や時間の関係で難しいという方もいらっしゃることでしょう。そんな方におすすめのスキンケアの際にできるセルフケアについて紹介します。
●(1)アイクリームを塗った後 アイクリームを塗った後、目の周辺のツボを軽く刺激するようなイメージで、軽く指で圧をかけていきましょう。指先に力が入りすぎないように薬指で行うのがおすすめです。