台風13号に関する総合情報(4:28)
気象庁によると、 強い台風第13号は、発達しながら東シナ海を北西へ進み、奄美地方から次第に遠ざかるでしょう。奄美地方では、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒してください。 気象庁の発表内容は以下のとおり。 [気象概況] 強い台風第13号は、15日3時には奄美市の西北西約160キロにあって、1時間におよそ25キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径95キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。 今後、台風は発達しながら東シナ海を北西へ進み、奄美地方から次第に遠ざかるでしょう。 [風の予想] 奄美地方では、15日夕方にかけて、強い風が吹く所があるでしょう。 15日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 奄美地方 18メートル (30メートル) [波の予想] 奄美地方では、15日朝にかけて、うねりを伴い大しけとなる所がある見込みです。 15日に予想される波の高さ 奄美地方 6メートル うねりを伴う [雨の予想] 南西諸島や九州南部では、15日は台風本体や台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。 15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、 九州南部 120ミリ 奄美地方 60ミリ [防災事項] 奄美地方では、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高まっている所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、うねりを伴った高波に警戒してください。また、南西諸島や九州南部では、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 [補足事項等] これで「令和6年 台風第13号に関する情報(総合情報)」を終了しますが、地元気象台が発表する防災気象情報に留意してください。