間下隼人が関根シュレック破り2度目の防衛「来年、引っ張っていくのはこの間下隼人で文句ないよな!」【SSPW】
「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.27」(12月7日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第1試合で行われた「レジェンド選手権試合」で王者・間下隼人(ストロングスタイルプロレス)が関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。試合は間下がタイガースープレックスホールドで勝利を収め、王座を守った。 間下は今年2月に真霜拳號を破り、苦節17年にしてついに悲願のレジェンド王座を獲得。8月大会では関根を相手に初防衛戦を行う予定だったが関根が練習中のケガ(右膝外側側副靭帯損傷、大腿骨剥離骨折、前十字靱帯損傷)で欠場となったことから将軍岡本を相手に初防衛戦に臨み、一進一退の攻防を展開した末に最後はフィッシャーマンズスープレックスで3カウントを奪い勝利を収めた。 関根は復帰後、シュートボクシング(SB)に“プロレスラー”として初参戦を果たし、勝利を収めるなど精力的に活動している。 両者は10月に行われたストロングスタイルプロレスの新宿FACE大会ではタッグマッチで前哨戦を戦い、関根がジャーマンスープレックスホールドで間下から直接3カウントを奪っている。
試合が始まると関根がいきなりベイダーハンマー。かわした間下が右ハイ。関根がタックルからテイクダウン。右足にヒザ十字もロープ際で間下がエスケープ。スタンドで間下は右ミドル、右ロー。関根は続く右ミドルをキャッチしてパンチ。そこから打撃のラリーとなり、場外にエスケープの関根を追った間下は場外で蹴りを連打。そしてエプロンを走り、リング下の関根の胸板に強烈なキキックを打ち込む。 リングに戻した間下がキック、ヒザ、ヘッドバット、高速ブレーンバスターと攻め込む。フォールに行くも関根は下からアイアンクロー。そのまま体制を入れ替えフォールにいくが間下はぎりぎり返す。スタンドで関根はアイアンクローからコーナーにたたきつけるとベイダーハンマーの荒技連発から、フロントスープレックス。そしてアイアンクローで執拗にフォールを狙う。間下が返すとその右手にかみつく関根。 間下はソバット、右ミドル。関根はベイダーハンマーの乱れ打ちからロープに飛ばすが、間下はカウンターのラリアットで反撃。そから間下のミドルキックと関根のベイダーハンマーのラリーが続く。そして間下は右ストレートからコーナーに飛ばし串刺しラリアット。座らせた関根の後ろから前から胸板にサッカーボールキック。リング中央でクロスフェースにとらえるが、関根はロープににじり寄りブレイク。