間下隼人が関根シュレック破り2度目の防衛「来年、引っ張っていくのはこの間下隼人で文句ないよな!」【SSPW】
間下がバックドロップを狙うがこらえた関根は再びアイアンクロー。こらえた間下はアームブリーカー。関根はラリアットをガードし、ボディースラムの体勢に抱えるとアバランシュプレス。そしてアイアンクローからチョークスラム式に「アイアンクロー落とし」。返す間下だが、関根はジャーマン。これはロープ際で間下の足がセカンドロープにかかる。 雄たけびを上げた関根は間下を引き起こすとアルゼンチンバックブリーカー。顔面かきむしりで脱出の間下。間下のエルボーと関根のベイダーハンマーのラリー。そこから関根がロープに走るが間下はカウンターで頭突き。そしてバックドロップ、ジャンピングハイキックも関根はカウント2。間下がフィッシャーマンズスープレックスで追撃も関根はカウント2。
ここで間下はトップロープに上るとダイビングヘッドバット。しかしすぐにはフォールに行けず。蘇生した関根が雄叫びを上げるも間下は右ハイキック。そして満を持してのタイガースープレックスホールド。関根もさすがにこれは返せずカウント3が入った。 試合後互いの健闘を称え合い抱き合う2人。そして間下は関根の右手を上げた。 2度目の防衛を果たした間下はマイクを握ると「関根“シュレック”秀樹、いやシュレックさん、あなたのおかげでまた強くなれました。ありがとうございます」と関根に感謝の言葉。そして「来年のストロングスタイルプロレス、引っ張っていくのはこの間下隼人で文句ないよな!」と2024年のさらなる飛躍を誓った。
村上和成がスーパー・タイガーから3カウント
この日の第4試合では間下の兄弟子のスーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)が船木誠勝(フリー)と組んで村上和成(フリー)、澤田敦士(無所属)組と対戦した。試合は村上がランニングミドルキックからのエビ固めでスーパーから3カウントを奪い勝利を収めた。 “平成のテロリスト”として名を馳せた村上は坐骨神経相で長期欠場に見舞われるもNOAHの10・22後楽園大会で2年4カ月ぶりにカムバック。SSPWには2年7カ月ぶりの参戦だった。2013年にはスーパーの持つレジェンド王座に挑戦したこともある。 パートナーの澤田は約3年8カ月ぶりのSSPW参戦。現在は我孫子市議としても活動している。 試合はスーパーと村上の先発でスタート。ラフ殺法で徐々に村上組がペースを握る。澤田も柔道殺法で村上をアシスト。最後はフィニッシュを狙って走り込んできたスーパーに村上がカウンターの左ストレートからSTO。船木がカットするも、ダメージの大きいスーパーを引き起こすと村上が強烈な左ミドルを打ち込み3カウントを奪った。