14年たっても「寺田交差点」トレンド入り、落ちるのは1チーム…4チームの激烈シード権争い、ネットも当時を思い出すコメント
◇3日 箱根駅伝・復路 青学大が10時間41分19秒の大会新記録で2年連続8度目の総合優勝を飾った。一方、最終10区では、8~11位のチームが最終盤まで激しく争ったことから、X(旧ツイッター)では、箱根駅伝で語り草となっている「寺田交差点」が再びトレンド入りした。 寺田交差点の舞台は、2011年1月3日の箱根駅伝復路。当日変更で10区(23・1キロ)に起用された国学院大・寺田夏生(当時1年、現皇学館大監督)は東京・大手町のゴール直前、8位争いで青学大、日体大、城西大との計4人で一団を形成。4校のうち1校がシード権落ちとなる大激戦だった。寺田は最後の直線でスパートをかけ、そのまま直線を駆け抜ければゴール地点だったが、交差点を右折した関係車両を追ってまさかのコースアウト。残り150メートルで最後方に落ちたが、正規コースに戻ってから1人抜いて10位となり、国学院大の初シード権を獲得した。 X(旧ツイッター)では「今回ダンゴでしたねー 寺田交差点はドラマを秘めている」「シード権争いで、寺田交差点再びって言ってて笑った」「寺田交差点の展開だったから本当にどうなるかと、、、」「寺田交差点の再来?!熾烈なシード権争い」などと話題に。今回はコースアウト防止のためにコーンが置かれるなど対策されており、今回最後に飛び出した東京国際大が”再現”することはなかったものの、激しいシード権争いを受け、当時を思い出したファンも多かったようだ。 なお、今回は8位・東京国際大、9位・東洋大、10位・帝京大で、10位から7秒遅れでゴールした順大がシード権を逃した。
中日スポーツ