錦織圭 世界26位に完敗で初戦敗退、5度目のオリンピック出場も2回戦進出ならず<パリ五輪>
パリオリンピック
パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は28日、テニスの男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク435位の錦織圭は同26位のJ・ドレイパー(イギリス)に1-6, 4-6のストレートで敗れ初戦敗退となり、5度目のオリンピック出場で2回戦進出とはならなかった。 【錦織 圭/ ダニエル 太郎 vs マレー/ エヴァンス 1ポイント速報】 34歳で元世界ランク4位の錦織は今大会にプロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)を使用してエントリー。 錦織がオリンピックに出場するのは5大会連続5度目。2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)は初戦敗退、2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)は8強、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)は銅メダル、2021年の東京オリンピック(日本/東京、ハード)は8強入りを記録している。 22歳のドレイパーとの顔合わせとなった1回戦は当初27日に行われる予定であったが、雨天の影響で順延となり28日に行われた。 第1セット、錦織は第4ゲームでブレークポイントを握られるとフォアハンドがアウトとなり先にブレークを許す。さらに錦織は第6ゲームでもブレークを奪われ先行される。 第2セット、錦織は第6ゲームで4度のブレークポイントを逃すと、直後の第7ゲームでドレイパーに攻め込まれブレークを許す。その後、錦織はブレークを返すことができず、初戦敗退となった。 勝利したドレイパーは2回戦で第7シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは1回戦で世界ランク25位のA・ブブリク(カザフスタン)を下しての勝ち上がり。 なお錦織は今大会、ダニエル太郎とのペアで男子ダブルスと、柴原瑛菜とのペアで混合ダブルスにも出場を予定している。
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