中学受験後に不登校になる子が増加中!精神科医に聞く、12歳のチャレンジ後のメンタルケアとは|STORY
ママも「毎日、よく頑張ってる」と自分を認めることが子育ての余裕に
とはいえ、今のお母さんはタスク過多で日々の生活に余裕がない。産業医として様々な会社でカウンセリング業務をする中、そう感じています。だから、なかなか一つ一つをじっくり考えて行動することが難しいときもありますよね。そんなお母さんたちに気づいてほしいのは、「毎日、よく頑張っている」ということ。まずは、「私、よくやっているよね」と自分で自分を認めてあげてほしいと思います。自分を認めることで余裕も生まれ、わが子の異変にも気づいて寄り添う時間もつくっていけると思います。 STORYの企画でよく見る「ママOFF」という時間やオシャレの提案は、とても素敵ですね。ママOFFの日に好きなお洋服を買ったり、お友達と食事に行ったり、そういう息抜きが家庭の循環もよくしてくれることと思います。昔は自分へのご褒美といって節目に自分へプレゼントをすることもありましたよね。うちの妻にも早速、STORYの最新号を見せて「ママOFF」を楽しんでもらおうかと思います(笑)。それがきっと、家族の幸せに繋がることになるはずですから。 撮影/吉澤健太 構成/河合由樹 取材/小出真梨子