中高年女性の健康法の情報源ベスト3は、雑誌、新聞、テレビ。健康維持の秘訣は、仕事と規則正しい生活、友だちとの会話、愛情たっぷりのぬか漬け…
創刊以来、《女性の生き方研究》を積み重ねてきた『婦人公論』。この連載では、読者のみなさんへのアンケートを通して、今を生きる女性たちの本音にせまります。ここまで2回にわたり、みなさんがどのように健康維持に取り組んでいるかを紹介してきました。後篇となる今回は、これから取り組みたいこと、また健康に関する情報をどこから得ているのかについて、寄せられた回答を見ていきましょう――。 【グラフ】健康法について、何から情報を得ていますか? * * * * * * * 【回答者数】208人 【平均年齢】67・09歳 【回答者の内訳】60代…70人/70代…60人/50代…29人/80代…25人/40代以下…17人/90代…4人/不明…3人 ◆Q. 健康法について、何から情報を得ていますか?(複数回答可) 《雑誌ベスト5》 【1】婦人公論 【2】ハルメク 【3】クロワッサン、ゆうゆう 【5】PHP 《新聞ベスト5》【1】読売新聞 【2】朝日新聞 【3】中日新聞 【4】毎日新聞、中国新聞 《テレビ番組ベスト5》【1】きょうの健康(NHK) 【2】あさイチ(NHK) 【3】健康カプセル!ゲンキの時間(CBC) 【4】あしたが変わるトリセツショー(NHK)、チョイス@病気になったとき(NHK Eテレ) 《書籍の著者名 (五十音順)》鎌田實、姜尚中、塩野崎淳子、白澤卓二、中野信子、林真理子、樋口恵子、藤田紘一郎、森村誠一、養老孟司、和田秀樹
◆Q. あなたの健康維持にもっとも役立っている方法は何だと思いますか?それによりどんな変化がありましたか? ●1日8時間・週5日働いていることだと思います。ダラダラしていられないので (42歳・会社員) ●友達との会話です。私の価値観が夫や義父には理解されないことや、若い娘たちの生活ぶりに少し抵抗があったとしても、近しい友人に話すことで「家族が生きているだけで幸せ」だと気づけたりします (59歳・パート) ●心の健康という意味で、自分との対話。私はどうありたいのか、自分と対話する。ストレスになることがあっても、しっかり向き合って解決法を考えるようになった (60歳・パート) ●30年以上ぬか床の手入れをして、愛情たっぷりのぬか漬けを食べ続けている。もう40年ほど、風邪ひとつひいたことがない (61歳・専業主婦)
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