「不況型倒産が連鎖」名物投資家「今年、強烈な株価急落がくる」…年を越せずに息絶えた中小企業が100社前後もある惨状
政治が軽すぎる…不況がどんどん広がってきている
実際に不況はどんどん広がってきている。実際に倒産件数も11月は2013年以来、11年ぶりには1ヶ月で834件もでており、31か月連続で前年同月を上回っている状況だ。その中の大半が「販売不振」による倒産が680件と大半を占める。このほか、売掛金回収難、業界不振といった要因が続くが、これらは全て「不況型倒産」と言われるものだ。特に破産によるものが11月だけでも812件も出ている。 この最大の要因が円安による原材料高、燃料費高などいわゆる物価高であるのは言うまでもない。結果的に2024年の倒産件数はこちらも11年ぶりに1万件を突破するといわれている。そして、いつまでもこの円安を放置すればするほど、2025年はさらに悲惨な倒産件数と失業者が排出されることとなり、貧富の差と治安悪化がより深刻になると思う。 何より、政治が軽すぎる。「耳障り」の良い「103万円の壁」もマスコミ受けはするのであろうが、恒久的な間接的な減税のようなものをするのならそれに充てる財源までセットで考えるのが責任ある政治だと思う。国民民主党が主張する178万円も財源を考えずに赤字国債発行で賄うというのは些か乱暴だし、赤字国債を発行すればいずれは国民に跳ね返っきてしまい、マッチポンプのようなものになる。責任政党とは「何ぞや」ということを我々国民も、もう一度考える時に来ているのではないかと思う。少なくとも自民党は結党75年を迎えるし、公明党も60年だ。共産党を除く野党はどれも10年未満であり、この10年を見ても野党間でシャッフルを繰り返しているように思えてならない。それだけ長続きする政党がないということだ。野党連合と言っても何度もクラス替えをしているだけのような気がする。日本に必要なのは経済のプロがリーダーシップをとって政権運営してくことに限ると思うのだ。
しっかりと仕込めれば長いスパンで勝ち組になりうる
さて、2025年の株式市場で間違いなく言えることは多くの投資家が予期しないほどの大きな調整局面を必ず一度は向かえるであろうから、新NISAのように日経平均4万円前後の高値近辺で無理して買うのではなく、この大きな調整局面こそが「天与の買い場」だと決めて、しっかりと仕込めれば長いスパンで勝ち組になりうるのだ。 株式投資で大きく稼ぐには何年かに一度訪れるかどうかの大きなチャンスの波のタイミングをしっかりと捉えられるかどうかで決まる。私はそもそも優秀な学者でもなければ、投資銀や大手証券でのファンドマネージャーの経験もない一介の平凡な投資家だった。
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