慶大・清原正吾、父・和博さんが見守る中…第1打席は右前打 大学生活公式戦ラストカード、終えれば進路表明へ
◇9日 東京六大学野球秋季リーグ戦第9週 慶大―早大(神宮) 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博さんの長男で、慶大の清原正吾内野手(4年・慶応)が「4番・一塁」で先発出場。1回2死の第1打席で右前打を放った。 無念を味わったドラフト会議から約2週間、大学生活最後の公式戦。和博さんがスタンドで見守る中、清原正吾は早大エース右腕・伊藤樹と対戦。バットを振り抜き、打球を右前にポトリと落とした。 清原は幼少時に野球を始めたが、中学ではバレーボール部、神奈川・慶応高ではアメリカンフットボール部に所属。慶大で再び本格的に野球を再開し、今春から一塁手のレギュラーとなり、春季リーグで13試合出場、打率2割6分9厘(52打数14安打)、7打点。一塁手部門でベストナインに選ばれた。 今季は試合前まで11試合出場、打率2割(45打数9安打)、2本塁打、4打点だった。プロ志望届を提出したが、10月20日のドラフト会議では支配下、育成ともに指名されなかった。早慶戦後に明かす予定とされる進路に注目が集まっている。
中日スポーツ