【ショパール】麦わらを組み合わせて摩天楼を表現したユニークピースがTimeForArtに出品
スイス生まれのラグジュアリーウオッチ&ジュエリーブランド【ショパール(CHOPARD)】が、2年に一度開催されるチャリティーウオッチオークション、TimeForArtに参加。ブランド史上初となるストローマルケトリー(麦わら寄木細工)を文字盤に用いたユニークピース「アルパイン イーグル 41 XP Time For Art」を出品した。 【関連画像】その他の画像を紹介
若い才能の支援を目的に開催されるTimeForArt
2年に1度開催されるチャリティーウオッチオークション、TimeForArt(タイムフォーアート)。同オークションは若いアーティストやクリエイターの支援を目的としたもので、その収益は現代アートの展覧会や時計製造のトレーニングプログラム、無料のコミュニティ向けワークショップなどの実施に使われる。2024年12月に開催された第2回目のTimeForArtでは、メジャーブランドから独立系時計メーカーまで25本の腕時計がラインナップ。ショパールもアルプスとワシの威厳に満ちた力強さからインスピレーションを得たコレクション「アルパイン イーグル」をベースとするユニークピース「アルパイン イーグル 41 XP Time For Art」を発表した。
ストローマルケトリーでNYの摩天楼を表現
本機の見どころは、ブランド史上初となるストローマルケトリー(麦わら寄木細工)を施した文字盤だ。17世紀に生まれた伝統技法、ストローマルケトリーを習得したマニュファクチュールの職人が一本の麦わらをメスで精密にカットし、異なる太さや色の麦わらを巧みに配置することで独特の模様を完成させた。実は、この模様はオークションが開催されるニューヨークの高層ビル群を上空から眺めた鷲の視点を表現したもの。ストローマルケトリーと摩天楼を大胆に組み合わせたブランドのアイデアと技術力には驚かされるばかりだ。
「アルパイン イーグル 41 XP Time For Art」は、直径41mm、厚さ8mmというスリムなケースを採用。ベゼルとケースサイドはシャープに設計し、視認性に優れる広々とした文字盤を実現したことで、ストローマルケトリーの繊細な芸術性を存分に鑑賞できる。また、ケースとブレスレットには、ショパール独自のルーセントスティール™が使われているが、同素材は抗アレルギー性を有しているため、敏感肌の人でも安心して着用可能。さらに一般的なステンレススチールに比べて1.5倍の硬度を誇り、耐摩耗性に優れているため、日常使いで傷がつきにくいのも特徴となる。この素材の80%はリサイクルスチールとなり、ショパールの地球環境への責任ある姿勢を反映するとともに、現代のラグジュアリーウオッチの新たな基準の提案ともいえるだろう。