【ヤクルト】奥川恭伸が2年連続ダウンで契約更改 今季1軍登板なしに終わり“恩返し”誓う
プロ野球・ヤクルトの奥川恭伸投手は6日、契約更改を行い600万円ダウンの2100万円(いずれも推定)でサインをしました。 【画像】ヤクルト・石山泰稚が現状維持の1億5000万円で契約更改 19年ドラフト1位でヤクルトに入団した奥川投手は2年目にチームトップタイの9勝をマークしリーグ優勝、日本一に貢献。しかし22年は3月29日の巨人戦で4回を投げたところで降板。上半身のコンディション不良で長期離脱となり、シーズンを終えると今季は1軍登板なしに終わりました。 今季序盤には2軍で実戦復帰を果たしましたが、7月には左足首を負傷するなどけがに悩まされるシーズンとなりました。 昨年の900万円ダウン(推定)に続き2年連続でダウン更改となった奥川投手は、「足首のケガがあって今年も大変な一年だった」とシーズンを振り返りました。それでも、「最後に松山での秋季キャンプで登板することが出来て、松山での登板が来季に向けての一つの道筋としてしっかり見えた。このオフでトレーニングを頑張って、来年は一軍で活躍出来るように頑張りたいと思います」と来季への意気込みを語りました。 また、来季の目標を“恩返し”と色紙にしたためた奥川投手。「この2年いろいろなことがあったが、その中でも僕を信じて支えてくれた方々がすごくいらっしゃった。そういう人たちへの恩返しでもあるし、僕の復帰を待ち望んでくれているファンの方もたくさんいるので、自分が来季1軍に復帰してしっかり活躍する姿をお見せできるように頑張りたいと思いました」と、字に込めた思いを明かしました。 会見の最後には「ファンの方に『待ってるよ』というメッセージをたくさんかけてもらった。ファンの方の期待に応えられるように来季は頑張ります」とファンへ向けて活躍を誓いました。