大阪ブルテオンとジェイテクトSTINGS愛知の首位攻防戦。SVリーグ 男子第11節
◆STINGS愛知は広島THに苦戦 一方、第10節を首位で迎えたSTINGS愛知は、広島サンダースと対戦。GAME1はSTINGS愛知が3-1で勝利を収めた。第1セットは一進一退の展開から広島THが先取。第2セットは宮浦健人や、高橋健太郎(高ははしご高)の活躍でSTINGS愛知がセットを取り返す。第3セットでは、宮浦とトリー デファルコのスパイクが光り、STINGS愛知が連取。第4セット、広島THがリードするも、サーブで流れを引き寄せるとSTINGS愛知が逆転で試合を制した。
しかし、GAME2は強力なサーブと、粘り強いディフェンスを見せた広島THが、最初の2セットを連取し、試合の主導権を握る。STINGS愛知は第3セットからリカルド ルカレッリを投入、2セットを連取して勝負を第5セットに持ち込む。この勢いのまま、第5セットを奪いたかったSTINGS愛知だが、広島THのモレイラ ロケ フェリペが立ちはだかり、11-15で落とした。これでSTINGS愛知は16勝4敗で2位に後退、大阪Bは15勝3敗で首位に浮上した。
◆大阪Bのアタックvs. STINGS愛知のブロック 両チームとも日本代表メンバーが揃うだけに、激しい首位攻防戦となるだろう。リーグトップのアタック決定率を誇る大阪Bは、西田、ジェスキー トーマス、ロペスの攻撃力で圧倒したいところ。対するSTINGS愛知はリーグトップのブロック決定本数を誇る。宮浦やデファルコ、高橋健太郎、村山豪らのブロックで大阪Bの勢いを止めたい。
また、サーブもこの試合の大きなポイント。STINGS愛知は宮浦、デファルコのサーブで崩し、主導権を握りたい。一方の大阪Bもトーマス、西田らのサーブで試合の流れを変える力を持っている。
大阪Bが連勝で首位固めをするのか、STINGS愛知が首位を取り戻すのか。それとも星を分けあい、3位以下との差が縮まるのか。注目の対戦は1月4日(土)5日(日)にパナソニックアリーナで行われる。
◆SVリーグ 順位表(第10節終了時点) 1位 大阪B 15勝3敗 2位 STINGS愛知 16勝4敗 3位 WD名古屋 14勝6敗 4位 サントリー 12勝6敗 5位 東京GB 12勝8敗 6位 広島TH 8勝12敗 7位 日鉄堺BZ 7勝11敗 8位 東レ静岡 5勝13敗 9位 VC長野 4勝14敗 10位 ヴォレアス 1勝17敗
J SPORTS 編集部