【阪神】セCS“前哨戦”で快勝 大竹が11勝目&初の規定投球回到達 勝負どころで4番大山悠輔が先制タイムリー
◇プロ野球セ・リーグ 阪神 3-1 DeNA(3日、横浜スタジアム) 2位阪神は3位DeNAとのCSファーストステージ“前哨戦”で快勝。レギュラーシーズン最終戦を勝利で飾りました。 「長く阪神にいて」大竹耕太郎が初の規定投球回到達 試合前から雨が降りしきるなか、最終戦の先発マウンドを託された大竹耕太郎投手が好投を見せます。 3回まで毎回打者3人で抑える“省エネ投球”。4回には2アウト1・3塁とピンチを迎えますが、対する京田陽太選手をショートゴロに打ち取り得点を許しません。5回を投げ59球、被安打1、無失点に抑えた大竹投手は自身初の規定投球回に到達しました。 一方の打線も、5回に先制点。近本光司選手、中野拓夢選手、森下翔太選手と主軸3人が立て続けに出塁。ノーアウト満塁としたところで4番・大山悠輔選手がライト線を突き破るタイムリー2ベースを放ち、阪神が2点を先制。さらに続く佐藤輝明選手の犠牲フライからもう1点を追加し、この回に3得点を奪います。 大竹投手降板後は、毎回ランナーを背負いながらも許したのは7回の1点のみ。最終9回は4年目の石井大智投手がプロ初セーブをマーク。勝負どころでDeNAを上回った阪神が勝利し、12日開幕のCSファーストステージへ向けて弾みをつけました。