アルファロメオのジュリアとステルヴィオに限定車「トリブート イタリアーノ」が登場
アルファロメオの刺激的な走りを象徴するジュリアとステルヴィオ
2024年10月1日、アルファロメオのスポーツセダン「ジュリア」とSUV「ステルヴィオ」に限定車「トリブート イタリアーノ(TRIBUTO ITALIANO)」が設定され、販売が開始された。「トリブート イタリアーノ」はイタリア本国ではジュリアとステルヴィオの最上位仕様として設定されているモデルで、日本市場への導入の予定はなかったが、ステランティスジャパンの強い要望でジュリア 2.0 ターボ トリブート イタリアーノが74台限定、ステルヴィオ 2.0 ターボ Q4 トリブート イタリアーノが28台限定での導入が決定した。 【写真はこちら】限定車「アルファロメオ ジュリア 2.0 ターボ トリブート イタリアーノ」。前席ヘッドレストにTRIBUTO ITALIANOロゴが刺繍される。(全7枚)
「ジュリア」はアルファロメオとしては四半世紀ぶりに激戦のDセグメントに投入されたFRスポーツセダン。2017年9月に登場し、BMWやメルセデス、アウディとは一線を画す刺激的なドライビング感覚、このクラスとして異例の俊敏なハンドリングが話題となった。 2023年5月にはフェイスリフトされて内外装のデザインを刷新。新デザインのフルLEDアダプティブマトリックスヘッドライトを採用した新世代マスクに変更され、インテリアには新開発の12.3インチデジタルディスプレイを搭載、先進運転支援システムも進化した。 現行は208ps仕様の2L直4ターボエンジンを搭載する「ヴェローチェ」と、510ps/600Nmを誇る2.9L V6ツインターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルの「クアドリフォリオ」の2モデルをラインナップする。
一方の「ステルヴィオ」はジュリアのSUV版として2018年6月に日本市場にデビュー。アルファロメオ初のSUVとしても大きな注目を集めた。 2023年5月にジュリアと同時にフェイスリフトされて内外装のデザインを刷新。エクステリアは弟分のトナーレと同じく3連のLEDを組んだフルLEDアダプティブマトリックスヘッドライトの採用で、さらにシャープな表情となった。 現行は2.2L直4ディーゼルターボと2L直4ターの「Q4 ヴェローチェ」、トップグレードのる「クアドリフォリオ」の3モデル構成。全車4WDで、2.9L V6ツインターボユニットを搭載する「クアドリフォリオ」は0→100km/h加速は3.8秒、最高速は283km/hを誇る。