松山英樹、優勝賞金約5億5800万円を獲得 昨年も高額賞金2大会で優勝
<米男子ゴルフツアー:ザ・セントリー>◇最終日◇5日◇米ハワイ州カパルア・プランテーション・コース(7596ヤード、パー73)◇賞金総額2000万ドル(約31億円)優勝360万ドル(約5億5800万円) 【スコアと順位】松山英樹V 米男子ゴルフ開幕戦最終日 松山英樹(32=LEXUS)が、今季米男子ツアー開幕戦で優勝した。1イーグル、7バーディー、1ボギーの65で回り、通算35アンダー、257。単独首位から出て逃げ切り、ツアー通算11勝目を挙げた。22年キャメロン・スミス(オーストラリア)がこの大会で打ち立てた72ホールでのツアー記録の通算34アンダーを1打更新。優勝賞金360万ドル(約5億5800万円)を獲得した。 昨季は2勝を挙げたが、いずれも高額大会での優勝だった。節目のツアー10勝目を挙げた昨年8月のフェデックス・セントジュード選手権も、今大会と同額の賞金総額2000万ドル(約31億円)。松山は今大会と同額の優勝賞金360万ドルを獲得した。先駆けてツアー9勝目を挙げた同2月のジェネシス招待では、さらに高額の優勝賞金400万ドル(約5億5800万円)を獲得した。 2勝を挙げた昨季の獲得賞金は、米ツアーに本格参戦した13-14シーズン以降、自己最多の1125万7969ドル(約17億4500万円)。年間ポイントランキングとは別に、賞金ランキングでは3位だった。 今大会は24年のツアー勝者と、ポイント上位50位までが予選落ちなしで争われた。第2Rを終えて首位に立ち、第3ラウンドを終えた時点で「本当にいいプレーをするだけですね」と淡々と意気込んでいた。優勝インタビューで、通算35アンダーのツアー新記録については「うれしいなと思っています」と喜んだ。