媚びるプーチン、企む習近平|この週末に読みたい海外メディア記事4本|2022.09.10-09.16
変わりつつあるロシアと中国のパワーバランス(C) charnsitr/stock.adobe.com
今週もお疲れ様でした。ウズベキスタンのサマルカンドで行われた中露首脳会談を受けて、ウクライナで劣勢に転じつつあるウラジーミル・プーチン大統領の「媚中外交」に注目したのは米FP誌。一方、英FT紙は、ロシア・ウクライナ戦争を横目に国力を増す中国・習近平総書記の「自給自足」という野望の困難さに切り込んでいます。フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事4本、皆様もよろしければご一緒に。 中国の習近平国家主席とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が9月15日、ウズベキスタンのサマルカンドで、ロシアによるウクライナ侵攻の後、初めて会談した。米「フォーリン・ポリシー(FP)」誌の週刊ニューズレター「シチュエーション・リポート」は同日付の最新号の大見出しで、この会談への評価を端的に示している── 「プーチン、中国に媚びる」 。 筆者のジャック・ディッチ(FP誌国防総省・安全保障担当記者)とロビー・グレイマー(同外交・安保担当記者)は次のように書いている。
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フォーサイト編集部