ヘッジファンドの英マン、人員削減を計画-予算と人材ニーズ見直し
(ブルームバーグ): 世界最大の上場ヘッジファンド会社、英マン・グループは、人材ニーズの見直しに伴う人員削減を計画している。
事情に詳しい関係者によると、ロビン・グルー最高経営責任者(CEO)はスタッフに対し、マンが年間予算と人材ニーズの見直しを行っていると通知。見直しにより1桁台前半のパーセンテージでの人員削減につながるという。詳細は部外秘だとして関係者は匿名を条件に話した。
削減の対象は主にオペレーションとミドルオフィス、テクノロジー関連の職務になる見通し。マンの従業員数は5年前の1274人から1787人に増加している。同社は今後も人員増強を続ける見込みだと関係者は付け加えた。
同社の運用資産は9月末時点で1749億ドル(約27兆円)。広報担当者はコメントを控えた。
原題:Man Group Plans Job Cuts as It Reviews Budget, Talent Needs (1)(抜粋)
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Nishant Kumar, Bei Hu