自軍を信頼できない習近平に武力行使のオプションはあるか|週末に読みたい海外メディア記事4本|2023.9.22-9.28
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今週もお疲れ様でした。中国の李尚福国防相の動静が途絶えて今日でちょうど1カ月がたちました。7月末には「ロケット軍」の司令官と政治委員が突如交代し、同軍の10人以上の幹部が取り調べを受けているとも伝えられます。人民解放軍と中国共産党の間の特異な政軍関係は中国情勢を捉える最重要のポイント。その習近平体制における機微を米国防総合大学(NDU)国家戦略研究所(INSS)のジョエル・ウースナウが分析しています。本欄では要旨を圧縮してお伝えしますが、中国の武力行使判断にこの混乱がどのような影響を持つかまで視野に収めるこの論考は、ぜひ原文を読まれることをお勧めします。 フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事、皆様もよろしければご一緒に。 これは、米国防総合大学(NDU)国家戦略研究所(INSS)の上級研究員、ジョエル・ウースナウ( 「ウスノフ」との日本語表記もあり )が同「フォーリン・アフェアーズ」誌サイトに寄せた「 なぜ習は自軍を信頼していないのか 」(9月26日付)の書き出しだ。
本文:4,261文字
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フォーサイト編集部