米メディアは「マー君vs筒香」に無関心も13人連続斬り投球を絶賛「円熟の5イニング」「完全復活」「素晴らしい配球」
ニュースデー紙も「田中が円熟の5イニング投球を披露したが、ヤンキースは、先発のブレーク・スネルと5人のレイズの救援投手に阻まれ0-1の敗戦を喫した」と伝えた。記事は、「田中は、サマーキャンプの初日の練習だった7月4日にジャンカルロ・スタントンの時速112マイル(時速約180キロ)のライナー性の打球を側頭部に受けたが、完全に回復したように見えた。チームは、その田中の素晴らしいパフォーマンスを無駄にしたのだ」と続けた。 さらに、この日の投球内容を「田中は高めのゾーンに投げられたピンポイントの速球に、ほぼ打つことが不可能に見られたスプリッターやスライダーを組み合わせ、それが素晴らしい効果を発揮していた」と分析。9勝3敗の好スタートを切っているヤンキースだが、先発の防御率が、リーグの最下位の5.44であり、すでに中継ぎが51回3分の1の登板過多となっていることを指摘した上で、「シーズン当初からつまずいているヤンキースの先発ローテーションの中で田中の重要性が増す。田中が田中らしい投球をしたことで、チームの問題点が少し改善されたのは確かだ」とも記した。