ヤクルト・奥川恭伸が2軍戦の調整登板で1回無失点 1軍の次回登板は29日の阪神戦が有力
右肘痛などの度重なるけがを乗り越え、14日のオリックス戦(京セラ)で980日ぶりの白星を挙げたヤクルト・奥川恭伸投手(23)が22日、イースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツ球場)の六回に4番手で登板。1回14球を投げ1安打無失点に抑えた。 次回の1軍登板までの間隔が空くため、調整として登板。当初は21日の同戦で2イニングを投げる予定だったが、降雨により中止となったため、スライドして、1イニングの登板となった。 次戦は1軍マウンドに立つ予定で、29日の阪神戦(神宮)が有力。先発すれば、神宮球場では右肘痛の影響で緊急降板した2022年3月29日の巨人戦以来、2年3カ月ぶりとなる。かねてから右腕は本拠地での登板について「新しいスタート。ホームで(勝つ)っていうところにもまた一つ、意味がある。そこでも勝ちたいですね」と話しており、完全復活へまた一歩、前進しそうだ。