【武豊日記】翌週がその大一番です
スプリンターズSはオオバンブルマイとのコンビ
凱旋門賞の開催日は10月の第1日曜日。暑さがしつこく続いた今年は、9月も終盤に入っていることすら気づかない人もいそうですが、今週のスプリンターズSが終われば、翌週がその大一番です。というわけで、今週は凱旋門賞でコンビを組むアルリファーの調教に乗るためにアイルランドへ行ってきます。 クールモアのプライベート調教場といえば、エイダン・オブライエン調教師のバリードイルが有名ですが、アルリファーはその息子さんのジョセフ・オブライエン調教師の管理馬で、広大なプライベート調教場が別にあるのです。どの厩舎の馬も東西のトレセンに集結する日本とは、仕組みそのものが違っているわけです。さて、アルリファーがどんな素晴らしい馬なのか、まずはその感触を楽しんでくるつもりです。 週末はもちろん日本での騎乗。スプリンターズSのオオバンブルマイは、初めての1200mだった前走でスプリントの才能を存分に感じさせてくれました。スペシャリストが揃った最高峰の舞台でも、楽しみはあるはずです。
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