強烈寒気…突然ドカ雪 立ち往生続出 「雪こわい」700m歩いて助け求める女性も
■縁石乗り上げ“3時間”立ち往生
雪が降りしきるなか、道路に止まっている1台の車がありました。スリップして、ポールにぶつかった状態で動けなくなっていますね。 車を運転していたのは、こちらも香港からきた観光客。雪が積もった縁石に気付かず、乗り上げてしまったのか、タイヤがはまり抜け出せない状態になっています。車を押しながらアクセルを踏むも動きません。 観光客はその後、酸ケ湯のインフォメーションセンターに電話。助けに来てもらうまで「3時間ほどかかる」と言われたため、待つことに。 スタッドレスタイヤを装着しているにもかかわらず、想定外のドカ雪で、相次いで起きる車のトラブル。 道路に停車し、外で電話をしている運転手がいました。 観光客 「酸ケ湯温泉はどこですか?あそこですか?」 「(Q.全然まだ先)もっと先?あそこじゃないの?」 酸ケ湯温泉旅館に向かっているという観光客は「この大雪で道に迷ってしまった」といいます。 観光客 「(Q.まだずっと先です)3キロ、4キロ行って何もないなと思って。また戻ってきたんです」 男性は宿への道を確認すると、車でその場をあとにしました。
■関東で雪…“極寒キャンプ”の理由は?
師走並みの厳しい寒さ。雪は関東でも降りました。 群馬県みなかみ町では、駐車場に止まる車の上にも雪が積もりました。山の上のほうは雪が積もり、赤く染まった紅葉と雪が見えます。 19日、群馬県・みなかみ町の最低気温はマイナス1.7℃と、今季最低を記録しました。 周辺のホテルによると、雪が積もったのは今シーズン初めてだということです。 ホテルの宿泊者 「これだけ積もるとは思わなかった」 キャンプ場「奥利根温泉サンバードキャンプガーデン」では…。 東京から キャンプ客 「一応、暖かい格好で来たんですけど。(この寒さは)想定していなかった。キャンピングカーじゃなかったら死んでいました」 午前8時ごろ、雪が積もるなか“ポツンとテント”が。テントの中に入らせてもらいました。 埼玉から 榊原さん家族 「(Q.だいぶ暖かいですね?)暖かいです、ポカポカです」 煙突付きの「薪ストーブ」。すぐ横には「石油ストーブ」もあります。 テントの中にある温度計の表示は17℃。埼玉県からキャンプに来たという榊原さん家族です。 榊原さん家族 「一晩で、あれよあれよと。夜中ちらつき始めて積もらないだろうと思っていたら、あっという間に積もっちゃったね」 「これ(ストーブ)なかったら来ないよ。寒すぎて凍死しちゃうよ」 「寝袋がひいてあるので。寝袋の中に入って、湯たんぽを抱えて寝てます」 厳しい寒さのなか、今回、キャンプに来た目的の一つが…。 榊原さん 「80(代)になる母親なんですけど、パラグライダーをやりたいって。それで計画立てて来たんですけど、あいにくの天気で…」 82歳の母・尚子さんのたっての希望で、パラグライダーをする予定でしたが、悪天候で中止に…。 榊原さん 「去年、初めてパラグライダーでとんで」 母・尚子さん 「それではまっちゃって。何回かね、予約はするんですけど天候不順で。簡単には飛べないですね」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年11月20日放送分より)
テレビ朝日