毎日1000円を貯金してダイハツ「コペン」を新車購入! 40代から始めたサーキット走行…いまや63歳、まだまだ現役で走り続けます!
ひと区切りをつけても走る楽しさは追求したい
走りの相棒として買ったコペンを23年にわたって乗り続け、気がつけば費やしたコストは合計で2000万円に迫るという。文字どおり人生の大きな柱となったレース活動だが、そろそろひと区切りの時期だと金澤さんは語る。とはいっても引退ではなく、チーム「トップ☆カロリスと」のメンバーと楽しむ耐久レースをメインに、今後は4WDのダイハツ「エッセ」をFR化しドリフトにもチャレンジしたいと、走る意欲はまだまだ衰えない。 そのため今シーズンどうしても達成したいのが、1クラスのライバル齋藤博文選手に勝利することだ。以前はスポット参戦が多かったHA23型スズキ「アルト」を駆るプライベーターで、2023年の後半にアンチラグシステムを搭載するニューマシンを投入。そのときはパイプ抜けで戦線離脱し金澤さんが勝利を収めたものの、2024年シーズンの第1戦と第2戦はいずれも齋藤選手の後塵を拝している。 後半戦の舞台はスポーツランドSUGOとエビスサーキット西コース。卒業に関しては勝って終わりにしたいと話している金澤さんが、好敵手を相手にどのようなレースを繰り広げてくれるのか期待大だ。
佐藤 圭