道着着用MMAならではの攻防、禁止技解禁でスリリングな攻防の柔術、バーリトゥードでは素手のパンチで立ったまま失神【ROMAN】
渡辺CEOは大会後の総括で、道着着用MMAについては「結構別物なんだなと感じた。道着MMAならでは、ヒールフックありの柔術ならではの戦いというものが研ぎ澄まされていくのが楽しみ。これが世界的に広まってほしい。道着MMAが10年後、20年後にMMAと同じとまではいかなくても迫るものになったら面白いと思う。今回あった6試合では結構いろいろな攻防が見られた。満足している」などと競技としての確立への手応えを口にした。 また「バーリトゥードは組めない時があってもしようがないとも考えている。若く未来のある選手にはあまり積極的には声をかけたくない。渡慶次選手が図らずも“打撃ありの試合はこれで最後にしようと思う”とXでつぶやいていた。そういう感じのものなんだなと思った。そういう選手が最後にチャレンジするルールとして残しておきたい。残酷ショーが見たいわけではないので、片方が勝つ見込みがないとなったら早めにストップするのが絶対。でも年に1試合は組みたい。正直、見ていて怖かった。渡慶次選手が“相手の耳をむしっちゃう”とか言っていたし。残酷ショーが見たいのではなく、そういうものがある中でどういう攻防があるかが見たいだけなので。本当に耳が取れたり、指が折れたりしてすごく批判されたらどうしようと眠れない時もあった」と大会前の心境を明かした。 次回大会については来年の3月末か4月に予定。その前に柔術を中心としたアマチュア大会の開催も示唆した。
【関連記事】
- 道着着用MMAならではの攻防、禁止技解禁でスリリングな攻防の柔術、バーリトゥードでは素手のパンチで立ったまま失神【ROMAN】
- 元ラウェイ王者の渡慶次幸平が旗揚げ戦のメインで失神KO勝ち。打撃ありの競技からの引退を表明【ROMAN】
- 「時間無制限バーリトゥード」ルールに臨む渡慶次幸平が「1日でも2日でも3日でも戦う」 目指すは猪木vsマサ斎藤の巌流島越え【ROMAN】
- 新格闘技団体「ROMAN」の時間無制限バーリトゥードルールの基準は「医学的に認められない攻撃を排除」。新柔術ルールではヒールフックなどを解禁
- 「THE KNOCK OUT FIGHTER」第2弾は鈴木千裕軍vsMMA連合軍。全勝宣言の鈴木に大沢ケンジ「MMAは全然違うからな」【KNOCK OUT】