兵庫・斎藤知事、改めて辞職を否定「県職員の信頼再構築、県政立て直しが私の責任の果たし方」
兵庫県の斎藤元彦知事は24日午後、兵庫県庁で定例会見を行った。斎藤知事のパワハラや贈答品受領を巡る疑惑を告発する文書を作成した県幹部の男性が死亡した問題を巡って、会見で自身の進退について問われた斎藤知事は「これまで述べさせていただいた方向性のとおり、日々の仕事を一生懸命させていただくという思いです」と話し、改めて辞職を否定した。また、会見は2時間50分にも及んだ。 【動画】兵庫県の斎藤元彦知事が定例会見 告発文書問題「県政を立て直していくのが私の責任」(2024年7月24日)
斎藤知事は会見で「改めて文書問題で現在の状況になっているということを、県民のみなさんに改めてお詫び申しあげたいという風に考えています」と県民に対し謝罪。 そして「県職員組合や県職員OBのみなさま、各方面からも様々なご指摘をいただいている。県下の首長のみなさまにもご心配をおかけしていることもお詫び申し上げたいと考えています。」と述べた。
しかし「そういった様々な指摘というものは、批判はこれまで繰り返し述べさせていただいていますが、真摯に受け止めていくということも大事です。ただ、私としては、これから百条委員会、第三者委員会を通じて、今回の問題の対応をしっかり行っていく」と述べた。 また「県職員のみなさんとの信頼回復の再構築、そして県政を立て直していくということが私の責任の果たし方と考えております」と続け、改めて辞職を否定した。