大阪・吉村知事 兵庫・斎藤知事の対応について「僕からみると官僚的な答え方がある」と苦言
日本維新の会の吉村洋文共同代表は17日、大阪府内で行われた会見で、パワハラ疑惑などを告発された兵庫県の斎藤元彦知事の対応について「僕からみると官僚的な答え方がある」などと苦言を呈した。 【動画】大阪府の吉村洋文知事が定例会見(2024年7月17日)
「自分の言葉で話すべきだと思います」
吉村共同代表は、斎藤知事の会見など一連の対応について「みなさんからのいろんな質問に対して『県民の負託』という言葉がよく出てくるんですけれども、僕からみると、ちょっと官僚的な答え方があるんだけれども。それよりも背景事情も含めて真実はなにがあったのか、どういう事情があったのかを自分の言葉で話すべきだと思います」と述べた。
電話で斎藤知事と直接やりとり
また「自分の記憶、記憶違いもあるとは思うんですけれども、それでも出てきたことに対しては、すぐさま自分の言葉でどういう背景があってどういう事実なんですというのを、もっとストレートにどんどん発信した方が僕はいいんじゃないかなあと思います」と続けた。
吉村共同代表は会見の中で、斎藤知事がパワハラ疑惑を告発された後に、電話で斎藤知事と直接やりとりしたことを明らかにした。 吉村知事は「詳細については二人でのやりとりなので詳細にお伝えすることは控えますが、僕が聞いたのは、パワハラはしていないと。強く注意することはあったけど、パワハラと言われるようなことはしていないと聞いています」と述べた。