イラスト/A子

---------- X(旧Twitter)で子育ての思わずクスっとしてしまう出来事を日々ポストし、話題を集めている「ひみつのうつ子ちゃん」(@utuko_chan)。「いいね」1万超えも多数！　 人気の秘密は、「あるあるの共感力」です。そんな話題のポストでは書ききれなかったエピソードをうつ子ちゃん自身が執筆。 【画像】子どもの写真は同じようなものばかり。そしてほとんどなかったある写真 現在3歳の男の子ママのうつ子ちゃん。可愛い息子の成長を逃さずに、と常にカメラスタンバイのうつ子ちゃん。今回は、スマホのカメラロールに残る子どもの写真問題について、子育て中の親御さんから共感が集まったというエピソードを紹介します。 ----------

夫婦で子どもの写真への情熱が違うのはなぜ？

　動き出したら止まらない「体力オバケ」の現在3歳の息子。必死に寝かしつけ、ようやく寝静まったあとにやってくるのが、「自分の時間」です。やりきれなかった仕事や片付け、ずっと我慢していたやりたいことをここぞとばかりに広げてしまうので、疲れているのに、翌朝早いのがわかっているのに、夜型になってしまうことも少なくありません。 　そして、この大切な時間にやってはいけないのが、スマホの画像フォルダを開いてしまうということ。日々撮り溜めている息子の写真をみながら、「あぁ、こんな小さい頃があったんやな(涙)」とか、「ハイハイしている息子……可愛すぎる♡」と、気づけば早2時間……。ついさっきまで息子の元気パワーに振り回され、身も心もクタクタだったはずなのに、息子の写真や動画を見始めると止まらない。まるでワープしちゃったかのように時間が経ってしまうのです。気づけばすっかり夜中で、結局お片付けも中途半端、仕事も終わらなかったということも……。子どもの頃、母親に部屋の掃除をしなさいと言われて、掃除中に見つけた漫画を読み出したら止まらず、結局片付けられず散らかったままで怒られる……、まさにあのパターンが展開されてしまうわけです。みなさんも気をつけてくださいね、写真は魔のワープゾーンと繋がっているに違いありません。 　そして、息子の写真を見るたび思うのです。「私と息子のツーショット写真、少なすぎる。ほんで、パパと息子のツーショット写真多すぎるやろぉぉぉ！」と(笑)。私はお出かけのときも終始「シャッターチャンス！」と思った瞬間にはもうカメラモードをオンにして、林家ペー・パー子さんのように写真を撮りまくります。 　ですが、夫は「写真を撮って！」とお願いしないと一切写真は撮ってくれません。結果、私のカメラロールには息子と夫の写真ばかりに……。夫にも「もっと写真撮ってね」とお願いしてみたのですが、おっとりとした性格というか、私のような「シャッターチャンス逃すまじ！」という気合いがないせいか、「うん、わかったよ～」というものの今一歩、私と息子のツーショットは増えてはいきません。でも、冷静に考えると私の撮影した写真をみて、ある問題に気づいたのです。この件について、Xでポストしたところ、多くの方から「うちもです！」「同じ～！」の共感の声をいただきました。今回は、そのときのポストをご紹介したいと思います。