「交渉はまだ初期段階」戦力外となったチェルシーFWにプレミアのクラブが興味!「複数のクラブが問い合わせ」
アストン・ビラが、チェルシーで戦力外となっているイングランド人FWラヒーム・スターリングの獲得を検討しているようだ。イギリスメディア『The Sun』が、現地時間22日に報じている。スターリングの契約は、2027年6月30日までとなっているが、今夏での退団の可能性が高まっている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 29歳のスターリングは、23/24シーズンは公式戦43試合に出場し、10ゴールと8アシスト記録。プレシーズンマッチでは、今季から指揮を執るエンツォ・マレスカ監督の下で、6試合に出場していた。しかし、ウルバーハンプトン・ワンダラーズのポルトガル代表FWペドロ・ネトが加入した影響で状況が一変。マレスカ監督からは、プレミアリーグの開幕前に構想外であることが告げられ、スターリングが背負っていた背番号7番は、ネトが付けることがすでに発表されている。 同メディアは「複数のクラブが、リバプールで頭角を現したアタッカーの契約条件について問い合わせている。アストン・ビラも関心を示しているが、交渉はまだ初期段階だ。イングランド代表経験もあるFWは、プレミアリーグに留まりたいと考えているが、週給30万ポンド(約5700万円)を超える給与は、獲得を目指す多くのクラブにとって、障壁となるだろう」と報じ、スターリングが移籍を実現するためには、給与の減額が必要だと伝えている。 さらに、「チェルシーは現在、スターリングの移籍のためのオプションを検討しており、それをスターリングに提示する見込みだ。チェルシーが要求する移籍金の詳細は不明だが、彼は戦力外となっているため、シティに支払った5000万ポンド(約95億円)に近い額は望めないだろう」と言及している。果たしてスターリングは、アストン・ビラに活躍の場を移すことになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部