「体を冷やす食べもの&飲みもの」を栄養士が解説!猛暑・残暑を乗り切るために必要な食材とは
危険を感じるほどの暑さが続き、夏バテ気味の毎日。冷蔵庫の中を見て、何を食べようかと悩むことも少なくないはず。できればコンロもオーブンも使いたくないし、手軽なはずの“ワンパン料理”も気が引けて、ついついさっぱりしたサラダやフルーツに手が伸びてしまう、という人もいるだろう。もちろん、水分補給も欠かせない。 【写真】猛暑を乗り越えるために「食べない方がいい」食品リスト ここでは、臨床栄養士で、機能性医学の専門家であるベックス・プレイドさんが、熱中症になりそうなほど暑いときに、どんなフードやドリンクを手に取るべきかを詳しく解説。 ※本記事は、イギリス版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。
体を冷やすハーブ
ミント:「ペパーミントとスペアミントは、最も人気の高い体を冷やすハーブのひとつです。含まれるメントールのおかげで、自然に体を冷やす効果があります」とプレイドさんは説明する。「フレーバーウォーターにして飲んだり、ネクタリンなど夏のフルーツを使ったサラダやデザートに刻んで加えてみてください。ミントの葉をそのまま数枚噛むだけでも、暑さの厳しい夏の午後のつらさを和らげることができるでしょう」 コリアンダー(パクチー):消化を促進し、暑さを抑えてくれます、とプレイドさん。 レモンバーム:プレイドさんによると、「ミントの仲間であるレモンバームは、熱中症対策にもよく用いられます」「研究によると、リラックス効果を促し、不安を軽減するため、暑い気候のなかでも快適さを提供してくれるそうです」とのこと。 フェンネル:伝統的に消化を助け、体を冷やすために使われてきたそう。「抗酸化物質とエッセンシャルオイルに富むフェンネルは、膨満感や消化不良など、暑さによる不快な症状を緩和してくれます」と補足する。
パイナップル
「ミントのような“清涼感”はないかもしれませんが、パイナップルには強力な抗炎症作用のある酵素、ブロメラインが含まれています」とプレイドさんは説明。 「これは、体が熱や炎症などの影響と闘うときに助けになってくれます。さらに水分が多いので、体温調節に必要な水分補給としても役立ちます」とのこと。