公立学校の「いじめ」4万超 うち22件は「重大事態」認定 県教委
tvkニュース(テレビ神奈川)
昨年度県内の公立学校などで確認されたいじめ件数が過去最多となり、このうち22件が「重大事態」と認定されたことが県の発表で分かりました。 県教育委員会では毎年、文部科学省が行った調査をもとに県内の状況をまとめていて、昨年度、県内の公立小・中・高校などで確認された「いじめの認知」は4万4274件でした。 過去最多だった前の年度から6000件以上増え、このうち22件はいじめが原因で不登校になった、または児童らの心身などに重大な被害が生じた疑いがある「重大事態」と認定されました。 また「公立小・中学校の不登校の児童・生徒数」は2万3629人で前の年度から3000人以上増えました。 「不登校を問題行動として判断しない」とする社会の理解が進んでいることが増加の背景にあるとみられ、フリースクールと連携するなどして児童・生徒が安心して生活できるよう相談・支援体制を充実させるということです。
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