中学受験に異変!「男子御三家」麻布が、渋渋・駒東に追い抜かれた「衝撃データ」の中身
海外の名門大学に合格しているか?
「うちの塾では成績の上位層の多くは開成、麻布を目指していますが、ここ数年、人気が高まっているのが渋渋なのです。以前は私立の女子高で、1996年に共学の中高一貫校になったとはいえ、10年前には考えられなかったことです。 授業にいちはやくタブレット端末を取り入れるなど、最新技術を駆使した授業展開で話題になりました。また、同校はイエール大学やコーネル大学といったアイビーリーグやUCLA、ケンブリッジ大学など、海外の名門大学の合格実績もある。 じつはその点が麻布の弱いところで、子供の将来について海外志向の強い親は、麻布よりも渋渋に魅力を感じるようです」 そんな渋渋と駒東に逆転された麻布が、ナンバー2の座に再び返り咲く可能性はあるのだろうか。そしてこれから「男子御三家」を待ち受ける運命とは。 つづく後編記事『麻布が、とうとう渋渋・駒東に追い抜かれ…いま中学受験「男子御三家」で起きている「下剋上」の深層』では、名門校のリアルと今後について、さらに詳しくお伝えします。
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