熊本ー韓国線相次いで就航…大韓航空27年ぶり再開 12月にはイースター航空が釜山線も
熊本朝日放送
大韓航空の熊本ーソウル便が27年ぶりに再開しました。 韓国の大手航空会社、大韓航空。熊本とソウルを結ぶ定期便が24日再開しました。毎日1往復運航しています。 1979年から18年間、運航していましたが、その後、運航が途絶えていました。 韓国からの利用客 「ゴルフが有名と聞いていましたが、今回は温泉旅行で温泉を楽しむために来ました」 「目的は?)温泉です。田舎で静かな街なのが良いと思い選びました」 定期便の再開を決めた理由について、大韓航空の李碩雨日本地域本部長は次のように語ります。 「(熊本は)九州の真ん中くらいにありますので、長崎とか鹿児島とか福岡と連結をして販売ができる重要な都市になるかなということで、熊本での定期運航を決めました」 熊本と韓国を結ぶ空路は、続々と拡大しています。 これまではLCCのティーウェイ航空が1日1往復運航していましたが、11月7日にはアシアナ航空が定期便を週3日で再開。12月19日にはイースター航空が釜山と結ぶ新規就航を予定していて、あわせて週24往復になります。 隣県の福岡空港は週239往復。利便性にはまだ差があるようですが、これまで100回以上韓国を訪れたという利用者からは、歓迎の声も聞かれました。 「とにかく時間帯、(熊本に)夜来られるっていうのがうれしいですよね」 「熊本で夜景見られるなんて、うれしかったですよ」 就航した熊本ーソウル線は、いずれも午後にソウルを出発するため、少しでも長く現地に滞在したいという韓国旅行のアウトバウンド需要もひきつけそうです。